大腸がん

 このデータには、大腸がんと直腸がんが入っています。
 近年、大腸がんは増加傾向です。

男女別治療件数 (1998-2015年)

 男性と女性でどちらに多いか、割合を示しています。大腸がんは、男女ともほぼ同じに発生しています。

男女別治療件数
  件 数 割 合
男性 542 56%
女性 426 44%
合計 968 100%
男女別治療件数

 

年齢別治療件数 (1998-2015年)

 がんになった人の年齢を示しています。胃がん、大腸がんともにピークは70歳代にあります。
 当院では、全体的に高齢者が多いのが特徴です。

年齢別治療件数
  件 数 割 合
30代以下 0 0%
30代 10 1%
40代 32 3%
50代 124 13%
60代 249 26%
70代 350 36%
80代 176 18%
90代 27 3%
総 計 968 100%
年齢別治療件数

 

年間診療実績(1998-2015年)

 過去18年間に治療した大腸がんの人数を示しています。

年間診療実績

 

5年生存率(2002-2011年)

 がんと判明してから、あるいは手術をしてから5年後に生存しているか、死亡しているかを調べて生存の割合を示したのが、5年生存率です。

 ステージとは、がんの進行度を深達度(がんがどの深さまで入っているか)、転移(リンパ節にとんでいるか、いないか、肝臓や肺など離れた臓器にとんでいるか、いないか)の状況により分類したもので、通常Ⅰ(0)からⅣまでに分類されています。ステージが大きくなるほどがんの進行度が上がります。死亡の理由としてがんが原因で亡くなることを原病死、他の病気(脳出血や心筋梗塞)や老衰、交通事故などで亡くなることを他病死といいます。このデータでは他病死も含めた死亡としています。手術時の年齢が75歳とすると、5年後には80歳になるわけで、他の病気で亡くなる可能性も高くなります。

  • 対象期間:2002年~2011年
  • 外科で開腹手術した症例 計528例
  • (バイパス手術、ストマ増設、試験開腹、内視鏡手術は含まれていません 
    非治癒切除が含まれています )
5年生存率
  1年 2年 3年 4年 5年 症例数
0 94% 91% 91% 88% 88% 35
99% 98% 92% 89% 89% 88
97% 90% 87% 83% 79% 161
Ⅲa 98% 92% 83% 78% 72% 108
Ⅲb 86% 68% 57% 53% 44% 30
77% 55% 43% 30% 19% 106
  528
5年生存率(2002-2008年)

大腸がん Dukes分類別生存率

Dukes分類とは

国際的に汎用されている病期分類(手術をして摘出した臓器を顕微鏡で調べ、病理組織学的に判定された病期)で、以下の4つにわけられます。

  • DukesA がんが大腸壁内に留まるもの
  • DukesB がんが大腸壁内を貫くがリンパ節転移のないもの
  • DukesC リンパ節転移のあるもの
  • DukesD 腹膜、肝、肺などへ遠隔転移のあるもの

5年生存率(2002-2011年)

5年生存率
  1年 2年 3年 4年 5年 症例数
DukesA 98% 96% 92% 89% 89% 123
DukesB 98% 90% 87% 84% 80% 163
DukesC 95% 86% 76% 71% 65% 137
DukesD 77% 56% 44% 30% 19% 105
合計   528
5年生存率(1998/1-2002/12)

※非治癒切除例含む