外科

 外科は小池祥一郎医長、北村宏医長、荒井正幸医師、中川幹医師、横井謙太医師の計5名で診療を行っています。これに研修医1名が3ヶ月ごとに加わります。また毎週木曜日には2003年まで当院に勤務していた清水忠博先生のご助力を得て、乳腺専門外来を行っています。当院では一般消化器外科を中心に乳腺甲状腺外科、外傷、腹部救急にも対応しています。手術に際しては検査の重複をできるだけ排除し、受診から治療に至るまでの期間の短縮を目指してきました。治療開始までの期間は平均で受診から2週間以内を目指しています。逆に手術後は比較的ゆっくり体調の回復に時間をかけ、自信を持って退院できるようにサポートしています。腹部救急に対しては24時間365日対応すべく以前より力を入れてきました。ご紹介の際は外科ご指名でお願いします。年間の手術件数は腰椎麻酔と全身麻酔を併せて300件程度、うち20%程度が緊急手術です。

 当科で扱う疾患の中では、がんの占める割合が多いため、早期例には粘膜切除や放射線、進行例では動注化学療法、放射線、ステントなど集学的治療法を他科と連携しながら行っています。手術も従来の大開腹ではなく、小開腹下に系統的な手術を行い、正確で安全かつ迅速をモットーに行っています。乳癌に対してはマンモグラフィによる早期発見につとめ、乳房温存、特にセンチネルリンパ節同定による縮小手術に積極的に取り組んでいます。腹部救急疾患には画像解析の併用により迅速、正確な診断につとめ、手術の是非を検討しています。大腸憩室炎、急性腸炎、虫垂炎の程度などが正確に内科、放射線科、外科の担当医師によりその場で検討され、保存的に行えるものは保存的に、緊急手術が必要な場合は速やかに行っています。虫垂炎として紹介される症例の多くは手術せずに治療されています。イレウスに対する高気圧酸素療法も主として外科で担当しています。

 地域性もあると思いますが、高齢で他疾患を合併している方が多く見受けられます。種々のガイドラインを頭の隅に置き、個別の事例に対して何がベストかを考えながら日々の診療に取り組んでいます。外科は少数でありますが、チームワークとお互いのフォローにより、診断から看取りまで地域の先生方のご助力を得て、切磋琢磨していく方針です。

 毎週木曜日朝8時から一週間分の症例検討を内科、外科、放射線科、病理、開業医の先生を交えて第2カンファレンスルームで行っています。また、毎月第3 木曜日には内科外科カンファレンスを午後7時より行っています。ご多忙中とは存じますが、是非一度お出かけ下さい。

スタッフ

スタッフ
写真 氏名
(ふりがな)
資格 専門領域など
小池 祥一郎 小池 祥一郎
(こいけ しょういちろう)
救急医療部長
消化器病センター長
相談支援センター長
外科医長
昭和60年卒
日本外科学会認定医・専門医・指導医
日本消化器外科学会専門医・指導医
日本消化器病学会専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会認定専門医・指導医
日本胸部外科学会認定医
日本食道学会食道科認定医
日本がん治療認定機構暫定教育医
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医
高気圧酸素治療専門医(管理医)
消化器一般外科
急性腹症
腹腔鏡外科
北村 宏 北村 宏
(きたむら ひろし)
外科医長
昭和61年卒
日本外科学会専門医・指導医
日本超音波学会専門医
米国超音波医学会シニアメンバー
腹部外科(胃腸、肝、胆、膵臓)
腹部及び体表臓器の超音波診断
固型腫瘍の抗癌剤治療
荒井 正幸 荒井 正幸
(あらい まさゆき)
外科医師
昭和63年卒
日本外科学会専門医
日本外科学会
日本血管外科学会
血管外科
乳腺外科
中川 幹 中川 幹
(なかがわ かん)
外科医師
平成10年卒
日本外科学会認定医・専門医
検診マンモグラフィ読影認定医
外科
松村 任泰 松村 任泰
(まつむら ひでやす)
外科医師(後期研修医)
平成20年卒
日本外科学会
日本消化器外科学会
日本臨床外科学会
消化器一般外科